店舗の業績改善に必要なのは、「マーケットに最適化し続ける」こと
なぜ飲食店は業績を落とし、閉店してしまう店舗が後を絶たないのでしょうか?
およそ年間で約1割のお店が廃業し、開業から3年で70%のお店は閉店すると言われています。
では商品が悪いのか? それとも立地が良くないのか?
接客などサービスレベルが低いのか? 心地良い雰囲気を与える内装になっていないのか?
様々な要因がありますが、根本的な原因はひとつだと考えています。それは、
その店舗が「周辺のマーケットに最適化できていないこと」。
単に安くて美味しいものを出せば繁盛するとは限りません。
むしろ閉店してしまったお店の中には、きちんとした商品を出していたお店も数多くあるかと思います。
また、接客レベルで不満を感じる店ばかりかというとそういうことでもありません。
最も重要なことは、そのお店の周辺に
どのような顧客がいて、
どのようなシーンで利用動機があって、
どのようなことに対して満足するのかを把握した上で、
お店を作り、また適切な運営をすること。
店舗総合研究所では強みの一つである立地診断・マーケット調査を行うことでその店舗の経営環境を正しく把握・分析を行ったうえで「店舗の最適化」をご支援していきます。
店舗総研の業績改善とは?
現状を把握したうえで、必要な改善策を適切なタイミングで投下して参ります。
❏立地診断・商圏調査
❏重要な経営数値の把握・分析
❏数値管理・マネジメントの指導
❏メニュー追加・改善
❏集客・販促の企画
❏接客ストーリーに基づいたサービス指導
❏調理指導・効率化
❏店舗オペレーション見直し・再構築
❏店舗コンセプト見直し
❏店舗リニューアル
❏業態転換提案
上記を組み合わせながらご支援を進めて参ります。まずはご相談下さい。
改善実績例
温浴施設内の飲食店の業態変更により、施設全体売上が28%アップ。
・九州地方のとある温浴施設内の改善事例
施設内で飲食スペースを抱えるスーパー銭湯。オープン後しばらくは業績は堅調に推移していたものの、周辺の競合増加、燃料費の高騰などにより厳しい経営環境に置かれていました。
しかも現在、温浴マーケットは成熟期。温浴自体の需要が今後伸び続けていかない現状で、大きな投資をかけチムジルバンや岩盤浴、歩行浴、炭酸シャワーなど新規の設備・施設を導入するにはリスクも少なくありません。そのような状況下で、今後の方向性を探っておられる状況でした。
他社様からのご紹介から、弊社へ施設全体の経営改善についてご相談を頂きました。
立地調査やアンケートから導き出された顧客が望むもの、かつ低投資で実行・改善ができうるものとして施設内の飲食スペースの改善を行いました。下記がその実績です。
改善前の平均月商492万円から、その後の3年後平均で797万円へ。
こちらの施設の飲食スペースでは、特に特徴を打ち出すこともなく、そばやうどんや定食など一般的なお食事処を運営していました。
そこで、弊社では周辺のマーケット状況を踏まえ、温浴施設と親和性の高い客層、すなわち女性・年配客の取り込みを狙って行きました。
特徴を打ち出すことに苦労していた飲食スペースを、健康志向を打ち出したビュッフェ業態へ転換する施策へ。
実はこの施設、飲食部門の売上が約50%増加した、それだけではありません。
「飲食部門自体が集客力を持った」ことで、温浴施設全体への集客も増加。
このビュッフェ業態の改善後、同期間で比較すると施設全体の売上は25%アップさせることに成功。
実はこの温浴施設は「温浴+食事のセット券」を以前から販売していたのですが、この業態変更を行ったことにより、セット券の販売数が約1.5倍に増加。
「温泉の帰りに食事しよう」という使われ方をしていた以前の食事処ですが、業態転換により「食事のついでに温泉にも入っていこう」と本業につなげる改善に繋がりました。
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